【上海旅行記】佳家湯包@上海(朝食)

モーニングは地元感あふれる小籠包を

さて、前日の夜の上海ガニで幸先のよいスタートを切った今回の上海旅行ですが、朝はこれまたル・ロイヤルメリディアン上海から徒歩8分とアクセスのよい場所にある「佳家湯包」さんへ。

やはり妻が探してきてくれたのですが、この店構え。私一人なら怖くては入れません(笑)。とはいえ、ガイドブックにも載っている有名店だそうなので、思い切って入店です。

佳家湯包_外観

入店すると入り口すぐ横のカウンターで先に注文とお会計を済ませます。店員さんは日本語をしゃべれないし、私たちも中国語は挨拶程度しかできません。しかし、カウンターにはメニューがぶら下がっていて、なんとなくわかるのでそれを指さして注文します。

昨日の「王宝和酒家」と違ってぎっちり詰めて20人入れるかどうかの狭い店内はほぼ満席状態で4人席に2人×3組座るという荒業でなんとか席を確保できました。というか、お店の人が確保してくれました。

しばらく待っていると登場したのがこちら。「鸡鸭血汤(血豆腐のスープ)9元」です。

佳家湯包_鸡鸭血汤(血豆腐のスープ)

「何じゃこれ!?」と驚くと妻がこともなげに「血を固めたものだよ」と言うではありませんか。妻に注文を完全に任せていたのですが、なんというものを頼むんだよ。

血を固めたものなんて美味しいの?と半信半疑になりながらも食べてみると意外とつるっとと食べれていけます。でも、二人で1つぐらいで十分ですね。

次に来たのがお待ちかねの「エビとひき肉の小籠包(18元≒230円)」

佳家湯包_エビとひき肉の小籠包

これが美味しいのなんの!食べた瞬間に肉汁がドバドバーと出てきてうまさ爆発ですね。

そしてお次が「蟹みその小籠包(35元≒450円)」

佳家湯包_蟹みその小籠包

これも美味ですね。カニの味がしっかりと効いていておいしいです。

ちなみに、我々の隣には大学生ぐらいの若い日本人のカップルが小籠包を食べていたのですが、おそらく「豚挽き肉の小籠包」を一人一つずつ頼んでいて、「ガイドブックだと一人一つでも飽きずに食べられるって書いてあったのにもう飽きてきちゃったよ~」と文句を言いながら食べていました(笑)二人で来たんなら色々頼もうよ。旅行で食事をミスると旅行自体の印象が悪くなってしまうので、ケチっちゃだめですよね。どうせ蟹みそ頼んでも400円ぐらいなんだから。

それは置いといて、前日に上海ガニを食べた「王宝和酒家」さんも満足度が高かったのですが、この「佳家湯包」さんはこの上海旅行一の満足度でしたね。合計64元≒900円ほどでこれだけ美味しい小籠包を24個も食べられたんですから。

お店を出てホテルに一度戻る際に、人民広場という公園のような所を通ったのですが、謎な光景が。

こんな風にやたらと傘が並んでいます。最初は傘を売ってるのかなと思って近づいたら違いました。お見合いです。

よく見ると傘に何か紙のようなものが貼り付けてあるのがお判りでしょうか。この紙には傘一つ一つにお見合いを希望する人のスペックと相手に求めるスペック、そして親の連絡先が書いてありました。一人っ子政策の影響で男性が女性よりも3400万人も多いせいで特に男性の結婚が大変なようですね。こういう日本とは違った光景を見られるのも旅行の醍醐味ですね。