Red Pepper@表参道

美容院のあとのディナーはおしゃれに

散髪はここ2年ほど新宿の美容室に行っているのですが、その帰りは仕事終わりの妻と待ち合わせて新宿周辺でディナーを楽しむのが我が家の定番となっています。

そこで今回、妻が目をつけたのは「Red Pepper」という表参道にあるお店。妻が敬愛してやまない料理研究家土井善晴先生が出演している「土井善晴の美食探訪」という番組で土井先生がこのお店を訪れていて、絶賛していたそう。

というわけで、今回は「Red Pepper」さんに金曜19:30に予約を入れ、探訪します。

レッドペッパー@表参道_外観

 

まず、頼んだのはこちらの「ウフマヨとキャロット・ラペ(680円)」

レッドペッパー@表参道_ウフマヨとキャロット・ラペ

以前妻は「キャロットラペなんてわざわざ外食で注文してまで食べる気がしない。昔、友達といったお店で食べたキャロットラペは全然美味しくなかったし」と酷評していたのですが、最近行った料理研究家トークショーでこのキャロットラペが出てきて、美味しかったため、考えを改めたとのこと笑。

ちなみに、ウフマロという言葉も聞き慣れない言葉ですが、調べてみると「ウフ」はフランス語で卵、マヨはそのままマヨネーズという意味だそうです。要するに、卵のマヨネーズ和えといったところです。

さて、話はそれてしまいましたが、この「キャロットラペ」非常に美味しいです。店名さながらのレッドペッパーが聞いていて、かつ卵とマヨとの相性も抜群。

正直、私も最初は「たかが人参でしょ」と期待していなかったのですが、考えを改めざるをえませんでした。初っ端からハイクオリティな料理だったので、今後の料理への期待が膨らみます。

次にやってきたのが、「白子のオーブン焼き(1250円)」

レッドペッパー@表参道_白子のオーブン焼き

エスカルゴが乗ってきそうな器で登場した白子ですが、個人的にはそれまで感動せず。もちろん、美味しいことは美味しかったのです。ただ、普通に白子ポン酢のほうが好みです。

次にやってきたのが「Red Pepper」さんの看板メニュー「ラザニア ボロネーゼ」

レッドペッパー@表参道_ラザニア・ボロネーゼ

先述した「土井善晴の美食探訪」で土井先生が「うっとりする」と評したということで妻がこれは絶対に食べたいと言っていた料理です。そして、これは看板をはるだけあって文句なしにうまい!ごちゃごちゃ味の説明をする必要はありません。このお店にはじめてきたら注文すべきでしょう。

このラザニアに続いてやってきたのが「鴨フォアグラのソテー キノコのピラフ添え(1680円)」

レッドペッパー@表参道_フォアグラのソテーとピラフ

これも美味しかったですねえ。フォアグラは下手すると濃厚すぎてもう勘弁となってしまいますが、こちらのフォアグラは濃厚ながらも嫌な感じがしません。ピラフのご飯はやや固めですが、フォアグラと合います。ただ、ここのフォアグラは火が結構しっかり通してあって硬めなのですが、妻的にはもう少しトロットロのほうが好きで荻窪のレストランハシモトで食べるフォアグラのほうがよいと言っていました。

この辺は好みの問題ですね。

最後に「デザートの盛り合わせ(1200円)」

レッドペッパー@表参道_デザートの盛り合わせ

奥がガトーショコラ、手前右がパンナコッタ、手前左がティラミス。デザートもどれも美味しく、最後まで満足のいく食事でした。

ここで紹介した料理に加え、ドリンクがシャンディガフ×2杯、ノンアルコールのシードル×1、紅茶×2を頼んで、お会計は8200円ほど。これだけの満足度が得られてこの値段だとかなりコスパがよいですね。会計後に妻は「1万円ぐらいしたかしら?」と私に聞いてきました。少なくともそれぐらいの価値を妻は感じたということでしょう。

ただ、一つ難点があるとすれば、隣の客との距離が非常に近いという点ですね。

テーブルの横幅は手を広げたときの親指から小指までの長さ×3程度で、ぎっちり横のテーブルとも詰まっています。なので、ちょっと油断をすれば隣の席の人に腕があたってしまいそうです。今年ラグビーのW杯が開かれますが、その選手なんかだと肩をお互いにぶつけながら食べることになりそうです笑。そのあたりは覚悟して行くようにしましょう。それを除けば非常によいお店です。