マツコの知らない世界に魅せられて
「マツコの知らない世界」の「マツコの知らないカニクリームコロッケの世界」を妻がみてしまったらもう大変！そこで紹介されていた「スコット」というお店に行きたいと言い始めたので、入籍記念日の旅行がてら箱根にいくことに。
最寄り駅の新百合ヶ丘駅から小田急のロマンスカーで箱根まで約1時間。家から恵比寿までもそれぐらいかかると考えると意外と箱根は近いのです。地下鉄のブルーラインが新百合ヶ丘まで伸びで、新百合ヶ丘から新横浜駅まで電車で一本で行けるようになる計画があるようですが、それが実現すると新百合ヶ丘駅はかなり立地がよくなりますね。そのせいか今借りてる家の家賃がこの更新から2000円アップしてしまいましたが…
それはそうと、10時前の新百合ヶ丘発のロマンスカーに乗って、箱根についたのが11時ごろ。そのままお店に行くと、まだ準備中との表示が…
外に出ている看板は11時開始なのですが、そのあたりはご愛嬌といったところなのでしょうか。そのため、周辺をブラブラしてとりあえず11:30頃に再度伺うことに。
11:30頃にお店の前に戻ると看板は営業中になっていたので、店内に入ります。するとこんな怪しげな人間がお出迎えです。ぶ、不気味だ…笑。
店内は、この人形から予測がつくようにやや独特の世界観が漂っています。壁にも裸婦像や米軍の肖像画が飾ってあったり。とはいえ、テーブルなどは田舎の実家に帰ったような趣を感じさせますね。良くも悪くもおしゃれな雰囲気はなく、肩肘張らずに食べられるといった感じです。
さて、肝心の料理ですが、私は牛タンシチューを、妻は当然カニクリームコロッケを選ぶのかと思いきや、豚の生姜焼きも美味しそうだなあ…あ、エビフライも食べたいなあと悩んでいます。なんという食いしん坊さん笑。結局、その全てがついているという贅沢なセットメニュー「シーフードポークフライ（2,300円）」を選択です。
そして最初に来たのがこちらの「牛タンシチュー（2,800円）」
牛タンは非常に柔らかくて美味です。人参も甘く仕上げていて、丁寧な仕事ぶりが伺えます。
とセットのサラダ。
サラダは全体的に甘めな味付けです。中にパイナップルも入っていますしね。
そしてこれが妻が頼んだ「シーフードセット」のポークステーキ
でかい！これだけでお腹一杯になりそう。豚肉にはしっかりと火が通してあります。柔らかく、肉汁がジューシーといった感じではなく、肉をしっかりといった感じ。味の評価は妻いわく普通。
こちらがお待ちかねのカニクリームコロッケとエビのフライです。
これまたでかい！エビはぷりぷりで正直、今回の料理の中で一番でした。
写真だと分かりにくいですがカニクリームコロッケの中にはかにみそもしっかりと入っています。このかにみそが濃厚な味を出しています。が、思ったほど感動はありませんでした。
これが全体像です。もうテーブルがお皿で一杯笑。これで合計5100円ですね。量的にはかなり多かったので、ポークステーキとカニクリームコロッケ＆エビフライのどっちかは頼まなくても良かったですね。
全体の評価としては、こんなお店があったら嬉しいなといったぐらいで再訪はないといったところですかね。マツコの知らない世界で紹介されたカニクリームコロッケも突き抜けた美味しさもありませんでしたし、牛タンシチューとポークステーキに関しても同じです。エビフライはぷりぷりしてて美味しかったですが、これに関しても家の近くの「とん鈴」さんで同じようなエビフライが食べられてしまいます。量が多いので年ごとのお子さんがいらっしゃるなら良いかもしれません。
箱根は観光地として結構栄えているはずなのですが、未だにこれと言った食事処を宿泊施設以外では見つけられておらず、ランチ難民状態ですね。もし、何かオススメの隠れた名店があればぜひコメント下さい！
